浮いて生活

風の吹くまま、気の向くまま。世界は不思議で出来ている。

自分を愛するということが少しだけわかった気がした

自分を愛するということが少しだけわかった気がした
私は私を勝手に作ったルールで縛っている
誰しもが、自分に自分のルールを課して生きている
生まれてからずっと、自分を守るために色んなルールを決めてきた
例えば、恩は返すとか、時間に遅れないとか、とても些細なことから、日本人だからとか、女だからとか、人は殺してはいけないとか、
ありとあらゆるルールを作ってきた
人から言われたものもあるし、国が決めたこともあるけど、
「守る」「守らない」は私の自由
なのに私は、私が生き辛いと感じるほどに、自分をルールで縛っている
 
私は自分をブスだと思っている
それもひとつのルール
ブスは軽視されるとか、ブスは好かれないとか、
私がブスだろうがブスでなかろうが、私が作ったルールではブスの人権は低いとなっている
誰が決めた?
誰かに何を言われようと
私のルールを決めるのは私なのに
誰かが決めた価値観に私が従わなければならないルールなど無いのに、私は私にそのルールを課したのだ!
 
そのようにして、生きていくうちに、垢のように私の身体はつまらないルールで埋もれていった
この塊が私なのか?
 
私はいつでもルールを決めることが出来る
要らないルールは捨てることだって出来る
いつだって!
 
 
人はそんな目に見えないルールで縛られ、それは自分ばかりではなく、他人をもそれらしく縛る
自分のルールを他人にも勝手に当てはめ、それを侵すと怒りだす
 
今、全てのルールをリセット出来たなら、
世界はどんなふうに見えるのだろう?
生きとし生けるもの全てが新鮮で、愛らしく美しく見えるのだろうか
 
心の余裕とは、自分のルールを緩めること
 
私は私のルールを見つけ出し、解いていきたい